2014年08月09日

両親をゆだねて•••アントニオA

そう言って隣にいたルドビゴ茨木とともに詩篇113編を高らかに賛美したのです。
「子らよ。主を誉めたたえまつれ」と。
銀の鈴のような声が西坂の丘に響き渡ります。
極悪犯罪人の死刑の場所が、いまや天国から降りてきた主のご臨在の中に包まれました。
見物に来ていた4000人とも言われている人々は彼らに合わせてともに賛美し始めました。
(「ハレルヤ」の大合唱が起こりました。
死刑執行の地獄となるはずの場所に天国が現れました。
そこには悲しみはありませんでした。
勝利者として天に凱旋していく少年たちの喜びが溢れていたのです。
そしてその喜びは、そこにいた人々の内にもあふれていったのです。

アントニオは天に顔を向け、高らかに賛美していました。
アントニオ少年は信じていたのです。
神さまが必ず両親に報いてくださるということを。


posted by 日本教会史 at 00:25| Comment(0) | 日本二十六聖人 アントニオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする