2019年01月28日

四十一  浦上四番崩れ5−津和野の拷問

氷責め
 それよりだんだん体は 冷え凍り、震えが来、歯はがちがち鳴り出しました。その時、仙右衛門は勘三郎に言いました。「勘三郎、覚悟はいいか。私は目が見えぬ。世界がくるくる回る。どおぞ私に気を付けて下されば」もはや息が切れようとする時に、役人が「早く上げろ」といいつけました。それでも警護の役人が「早く上がれ」と二人に言いましたが「今、宝の山に登りておるからには、この池から上がられん」と勘三郎が答えたので、役人は5メートルばかりの竹の先に鉤(かぎ)を付け、鉤の先に髪の毛を巻き付け、力任せに引き寄せて、氷の中よりふたりをひきあげました。
posted by 日本教会史 at 07:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。