2018年12月27日

三十九 浦上四番崩れ3ー改心戻し

 それで仙右衛門にできたのなら、自分にもできないはずはないと、女性5人を含む38名の者が庄屋の門をたたいて「改心戻し」を申し出たのです。
 改心戻しとは、一度転んで改宗しキリストを捨てたことを取り消して、元のキリストへの信仰に戻ることです。
 ところが庄屋は、怒りにわなわなと震えて、大声で怒鳴りつけました。
「この大ばかども。あれだけの責め苦で転んだ者が、改心戻しをすれば、その十倍もひどい責め苦にかけられ、しのぐことなどできるわけがない。その願いは取り上げるわけにはゆかぬ」
「ぜひに願いを、いたしまする。もし庄屋様が受け付けてくださらないならば、これから長崎の代官に直訴をいたしまする」
 庄屋はやむなく、その夜のうちに、彼らの名簿を添えて長崎代官に届けました。数日後、彼らは奉行所に呼び出されました。殉教覚悟で、彼らは出頭しました。
posted by 日本教会史 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。