2018年11月19日

三十五  キリシタンの復活2−浦上信徒発見

浦上信徒発見

 プチジャン神父が、祭壇の前でひざまずいて祈っていると、天主堂の中にも窓の外にも、役人らしい人影がいないのを確かめてから、彼らの中の3人の婦人が、プチジャン神父に近づいてきました。そしてその中の一人のイサベリナゆりが、自分の胸に手を当てて、神父の耳元にささやいたのです。 「ワレラノムネ アナタノムネトオナジ(ここにおります私たちは皆、あなた様と同じ心でございます。)」神父は驚いて聞き返しました。「本当ですか。どこのお方です。あなたがたは」「私たちは皆、浦上の者でございます。浦上ではほとんど皆、私たちと同じ心を持っております」この言葉を耳にした時のプチジャン神父の驚きと喜びは、今の私たちには、到底察し得ないでしょう。この時、250年にわたって地下に潜伏していた日本のキリシタンたちが、再び復活したのです。
posted by 日本教会史 at 07:00| Comment(0) | 福音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。