2018年07月18日

十五  涙を止めたペテロ・バプチスタ神父

役人たちの誤解

 ところが、ペテロ・バプチスタ神父のこの様子を、ニヤニヤ笑いながら遠くから眺めている人がいました。役人たちでした。役人たちは、部下にニヤニヤ笑いながら耳打ちしたのです。「見てごらん。珍しい神父の涙。あの高名なバテレンも、いよいよ死ぬ日が近づいたので、十字架にかかるのが恐ろしくて、泣いているわい」 役人たちが意地の悪い皮肉笑いを浮かべながら。うわさし合っているのを、バプテスマ神父は知りませんでした。しかし武士出身のパウロ三木が、この役人たちのささやき合っている声を、聞いたのです。彼はバプチスタ神父が、なぜ泣いているかを知っていたので、たまりかねて神父に近づき、神父に言いました。

posted by 日本教会史 at 21:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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