2018年07月17日

十五  涙を止めたペテロ・バプチスタ神父

「バプチスマののヨハネの日以来今日まで、天の御国は激しく攻められています。そして、激しく攻める者たちがそれを奪い取っています」(マタイの福音書11章12節)

 26人の殉教者たちの殉教への旅の中で、最もつらく険しかった俵坂峠。 しかしその峠を越えた時、眼下に広がる美しい大村湾を見て、彼らは天国を思いながら深い喜びに包まれたのです。 26人がそこでしばらく休憩をしていた時、リーダーのペテロ・バプチスタ神父は、岩の上に腰を下ろしながら、思わずも涙が、ほおを伝って流れてきたのです。 もちろん彼が涙を流したのは、自分の命が惜しいからでも、死が怖いからでもありませんでした。彼が泣いたのは、この国、日本の将来を思って泣いたのでした。

posted by 日本教会史 at 05:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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