2018年06月02日

七  ルドビゴ茨木1

ルドビゴ少年

 そしてもう一つが、3人の無邪気な少年を処刑しなければならないことだったのです。とりわけ、その3人の中でも、特に元気で、いたいけな最年少のルドビゴ少年を処刑しなければならないと思うと、彼の心は暗く重たくなりました。 彼は考えました。秀吉から受けた命令の24人より2人多く囚人がいる。ルドビゴ一人を放免することは、できないことではない。 そこで何とかして、このルドビゴ少年を助けようと、彼はするのです。彼はルドビゴ少年に言いました。「お前の命は、私の手の平の中にある。もし私に仕える気があれば、お前を助けてつかわそうぞ。私の養子になれ。お前を助けて私の小姓にしてやろう」 ルドビゴ少年は「私はペトロ・バプチスタ神父(26人のリーダー)に従いまする」と答えました。それを聞いたペトロ・バプチスタ神父は「キリシタンとしての生活が許されるなら、何も死に急ぐことはない。喜んでそれに従いなされ」と言いました。それでルドビゴ少年は半三郎に答えました。
posted by 日本教会史 at 03:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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