2018年05月24日

五  選び2−「戻り橋」

「戻り橋」
1月3日、上京一条の辻に24人は連れ出され、そこで左の耳たぶをそがれます。 実はこの時、彼らには、殉教から逃れることができる機会がありました。上京一条の辻に橋があります。その橋を渡る前に、役人たちは24人に向かって言いました。「もしここで、この橋を渡らずに、お前たちが信仰を捨てるなら、耳そぎはもちろん、処刑も免除される。そしてお前たちは全員、許されるのだ。 でも、もしあくまで信仰を捨てないのなら、この橋を渡るその時、そこから、お前たちの死への旅が始まるのだぞ」そう言って彼らを脅したのです。しかし、彼らはその橋を渡りました。喜んでその橋を渡ったのです。そして彼らは耳をそがれ、京都、大阪、堺と町々を引き回されることになりました。彼らは殉教することを、天国への旅を、選んだのです。 この橋は「戻り橋」と呼ばれています。彼らは、この「戻り橋」を戻りませんでした。




posted by 日本教会史 at 03:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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