2019年10月09日

三十二  キリシタンの潜伏4−バスチャンの日繰り

断食の祈りを通して
このバスチャンについての伝承が、どこまで信ビョウ性を持つものかは何とも言えませんが、確かに「バスチャンさまの日繰り」が今も残っており、それがキリシタンたちの信仰の継承にとって、どれほど大きな力であったかということは、決して否定することのできない事実なのです。そしてそれは、バスチャンの切なる断食を伴った祈りを通して、主が与えてくださったものだったのです。一人の伝道師の切なる祈りが、その後250年間続いた迫害の中で人々の信仰を支える力となりました。一人の真実な祈りは、主の心を動かし、その祈りの答えは、多くの人々の信仰をも引き上げ建て上げていったのです。確かに主は祈る人々を通して働いてくださり、祈りを通して、人々を祝福してくださるのです。実は、バスチャンが残したのは「日繰り」だけではありませんでした。彼も殉教者でしたが、処刑される前に、4つの事を預言し予告しました。そして人々は、この預言を大切に伝承していったのです。
posted by 日本教会史 at 07:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする