2019年10月01日

三十  キリシタンの潜伏3−浦上の地下組織

浦上の地下組織
彼らが、7代250年もの間、キリストへの信仰を守り通すことができたのには、2つの大きな理由があると思います。そのひとつは、彼らの作った「地下組織」でした。この地下組織は、次のような三役で構成されていました。
1、帳方(ちょうかた)・・・浦上に一人おり、バスチャンの日繰りを所持していて、1年の祝日や教会行事の日を繰り出す。また、祈りや教義などを伝承する。
2、水方(みずかた)・・・各郷(ごう)に一人おり、帳方から伝えられた祝日や祈り、教義を聞役(ききやく)に伝える。また洗礼を授けるのも、水方の役目でした。
3、聞役(ききやく)・・・各字(あざ)に一人おり、一戸一戸の信者を掌握していて、水方から伝えられたことを各人に流す。
このような帳方・水方・聞役という指導系統が、できていたのです。
posted by 日本教会史 at 07:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする