2019年06月09日

十五  涙を止めたペテロ・バプチスタ神父

役人たちの誤解
ところが、ペテロ・バプチスタ神父のこの様子を、ニヤニヤ笑いながら遠くから眺めている人がいました。役人たちでした。役人たちは、部下にニヤニヤ笑いながら耳打ちしたのです。「見てごらん。珍しい神父の涙だ。あの高名なバテレンも、いよいよ死ぬ日が近づいたので、十字架にかかるのが恐ろしくて、泣いているわい」役人たちが意地の悪い皮肉笑いを浮かべながら、うわさし合っているのを、バプチスタ神父は知りませんでした。
posted by 日本教会史 at 07:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする